ランニングコスト

家が寒いと感じる2つの要因!快適な吹抜空間に欠かせないのは建物性能と暖房システム!

大きな吹抜に、大きな窓!

そんな理想通りのマイホームができあがったものの、

吹抜なんて作らなきゃ良かった・・・

っと後悔している人がたくさんいらっしゃいます。

Googleで「吹抜」と検索しても、「吹抜 後悔」というワードがたくさん出てきます。

後悔する一番の理由に挙げられるのが

吹抜=寒い

という事です。

僕の簡単なプロフィール

北海道で注文住宅をつくり続けて15年以上が経ちます。

施工管理をしながら設計もしており、
引渡した物件は100棟を超えています。

吹抜の大きい小さいはあれど、ほとんどのお宅で吹抜を計画しています。

しかし、一度も寒いと言われたことはありません!

もう一度言いますが、冬は真冬日の日もある北海道で家づくりをしています。

 

それでは今回のテーマです。

寒い吹抜の2つの要因!
  1. 断熱・気密性能が低い!
  2. 局所暖房の影響で吹抜から下降気流!

言い換えれば、吹抜を設けても寒くない家は
高性能な建物暖房システムが適切であるということ!

それでは掘り下げて解説していきましょう!

この記事はこんな人向け

  • これから家を建てる人
  • 吹抜を計画しようか悩んでいる人
  • 吹抜=寒いと思い込んでいる人

吹抜が寒いと感じる2つの要因

吹抜が寒いと感じるには2つの要因があります。

その2つの要因がこちらです。

吹抜が寒いと感じる2つの要因
  1. 断熱・気密性能が低いため、冷気が侵入しやすい!
  2. 局所暖房では、コールドドラフトを抑えられない!

どこから冷気が侵入するの?
コールドドラフトってなに?

これだけでは、よく分かりませんね。

それでは更に掘り下げてみましょう!

断熱・気密性能が低い家は外気温に影響される!

高断熱・高気密住宅

マイホームを建てる時に一度は聞いたことがありませんか?

 

吹抜どころか、家全体の寒い・寒くない、を左右する

「高断熱・高気密住宅」について詳しく解説します。

断熱性能が高い家と低い家の違い

高断熱住宅は、その名の通り断熱性能の高い住宅ということです。

断熱性能の違いを一言で言うと、

真冬に毛布1枚で寝るか、羽毛布団で寝るかの違いです!

住宅に用いられる断熱材の主流はグラスウール(繊維系断熱材)です。

グラスウールは数ある断熱材(天然素材系・発泡プラスチック系etc)の中でも

ローコストで断熱性能も高いです!

断熱性能の高い家と低い家の決定的な違いは壁の表面温度です。

断熱性能の低い家の『壁の表面温度』外気温に影響されやすいので
外が寒ければ家の中の『壁の表面温度』は当然低くなり、室温も低下していきます。

断熱性能の低い家は外気温に影響されやすい!

→壁の表面温度が下がり壁が冷たくなる⇒家の中が寒くなる

→壁の表面温度が上がり壁が厚くなる⇒家の中が暑くなる

気密性能が高い家と低い家の違い

高気密住宅も、その名の通り気密性能の高い住宅ということになります。

 

高気密住宅は隙間風が極めて少ない家で、

低気密住宅は隙間風だらけの家です。

隙間風が多い冬の家は、家中の隙間から外の冷たい空気が家の中に入ってくるので、家の中が寒くなってしまいます。

気密性能の高い家はビニールハウスのように隙間風の少ない家になります!

 

気密性能を高めるために欠かせない2つのポイントがあります!

気密化を図る2つのポイント
  1. 設計⇒気密シートを連続させやすい軸組(構造)計画
  2. 施工⇒大工さんの施工精度と気密化のノウハウ

特に、実際に作業する大工さんの技術が左右すると言っても過言ではありません。

 

気密化を図るためには、気密シートをいかに連続して施工するかが重要になります。

そして、高気密住宅のノウハウは一朝一夕で実践できることではありません!

(高気密化についても長くなるので、後日解説したいと思います)

サッシ(窓)の断熱性能も重要!

サッシを取り付ける部分には断熱材が充填できないので、

開口部の断熱性能=サッシの性能

となり、サッシの断熱性能に左右されます。

 

サッシの断熱性能を左右するのは2点です。

  1. ガラスの断熱性能
  2. サッシのフレーム

 

ガラスの断熱性能が低ければ、
冬はガラスから冷たい冷気が侵入してきます。

最近では高性能トリプルガラスの樹脂サッシも増えてきましたね!

 

また、ガラスの四方を囲むフレームも重要です。
ガラスの断熱性能が良くても、フレームの断熱性能が低ければ意味がありません。

熱を伝えやすいフレームの代表に、アルミフレームがあります。

アルミは熱伝導率が高い(熱を伝えやすい)素材なので、北海道で採用されることは極めて少ないですね。

アルミサッシは間違いなく結露するでしょうね。
アルミ+樹脂の複合サッシを以前使いましたが、工事中に結露したので急遽交換しました。

結露の原因

  1. 家の中の湿度が高過ぎる
  2. 窓の性能が低い

どちらかの理由が多いですね。

局所暖房は寒くて当然!全館暖房との決定的な違い!

局所暖房の家は、暖房器具から離れた部屋ほど暖気が届かずに室温が低くなりがちです。

高温の部屋・低温の部屋をつくってしまうと、空気が対流(空気の移動)してしまうので
例え室温が20℃だとしても、体感ではもっと寒く感じてしまいます。

家全体を暖める全館暖房と比べ、局所暖房は寒くて当然と言えるでしょう。

それについて少し掘り下げて解説します。


暖かい空気は上昇する時に、冷たい空気は下降する

暖かい空気は軽いので上昇気流となり、冷たい空気は重たいので下降気流となります。

局所暖房では家全体をまんべんなく温めることができないので、
必ず温度の分布に偏りが出てしまいます。

すると吹抜や階段のような、天井の高い部分に暖気が上昇
同時に冷たい空気が下降することで、空気が動いてしまいます。

全館暖房のメリット

全館暖房は、ボイラーで暖めた温水を暖房配管に乗せて運び

家中のパネルヒーターを暖めて輻射熱で暖房する暖房システムです。

詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてみて下さい。

家中どこでも暖かい!セントラルヒーティングのメリット・デメリット!気になるランニングコストは?北海道の新築住宅で採用される暖房システムの およそ7割を占めると言われているのが、 セントラルヒーティング その中でも温水...

家全体をまんべんなく温めることで、温度差による熱の対流を防ぐことができます。

家中の温度が一定であれば、空気が動くことはありません。

全館暖房で全室を暖めようとしても、断熱性能が悪ければ壁が冷やされてしまい、
冷たい壁によって室内の空気が冷やされることで空気が動いてしまいます。

吹抜にサッシを設けた場合は特に注意!

外気温が低い冬の時期、窓を閉めているにも関わらず
隙間風のような、冷たい風が流れてくるのを感じたことはありませんか?

これはコールドドラフトと呼ばれる現象です。

最近のサッシは、高断熱サッシが主流となってはいるものの、
グラスウールが充填されている壁と比べるとどうしても断熱性能は劣ってしまいます。

 

コールドドラフトの正体は、

外から侵入した空気ではなく、室内の空気が冷たいガラスによって冷やされることで
下降気流となり、隙間風のような風の移動を発生させてしまうのです。

吹抜け=寒い

と後悔する一番の理由がコールドドラフトによるものなのです。

 

サッシからのコールドドラフトを防ぐには、サッシの直下に暖房器具を設ける事です!

局所暖房では、コールドドラフトをカバーできる暖房能力はありません!

ガラスに限ったことではなく、断熱性能が低い場合のように、

壁が冷やされ、同時にその周りの空気が冷やされることで

下降気流が起こる現象もコールドドラフトです。

高気密は必須性能|内部結露に不快な室内環境!気密が悪いと家の寿命が短くなる!高断熱高気密住宅と言えば、快適な暮らしを送るために必要な建物性能です。今回は気密性能について掘り下げて解説したいと思います。気密性能が高い家は「隙間の少ない家=省エネの家」ですが、もう一つ重要な役割を担っています。高気密住宅は建物寿命を伸ばすことができるのです。言い換えるなら、気密性能の低い家は寿命が短いということです。気密性能について知らないと危険な家に住み続ける事になりますよ。...

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

寒い吹抜はコールドドラフトの影響が大きいです。

 

とはいえ、

高断熱高気密住宅で、かつ適切な暖房システムの家であれば

吹抜が寒いなどということはあり得ません!

(当然サッシも高性能であることは欠かせません。)

 

これから新築住宅を建てる方で吹き抜けにこだわるのであれば、

ぜひ建物性能にもこだわりを持ってください。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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