家づくりのポイント

【家づくりの成功と失敗】良い現場監督が良い現場を生み出す!

僕の仕事は現場監督です。

それを聞いても多くの人は

よく分からないけど、監督ってなんかスゴそう!

大工さん、塗装屋さん、クロス屋さんといった職業は簡単にイメージできるけど、
現場監督ってあまり馴染みがないですよね。

実は現場監督によって家づくりの成功と失敗を左右すると言っても過言ではないのです。

あなたが家を建てる時、担当した現場監督によって完成した時の家の満足度は変わってしまうということはよくあることです。

今回は、そんな人が知っておきたい、現場監督の業務についてお話ししたいと思います。

この記事はこんな人向けです。

  • これから家づくりをする人
  • 現場監督の職業に興味のある人

現場監督の仕事は大きく分けて2つ

現場監督の役割は、現場の『最高責任者』であり『最高司令官』です。

そんな現場監督の仕事内容はこの2つです。

現場監督の主な仕事
  1. 設計図通りの家を造る(品質管理)
  2. お客さんと職人さんの掛け橋

細かな業務を挙げていくとキリがないのですが大きく分けるとこんな感じです。

他にも、工程管理・安全管理・原価管理といった重要な業務を任されます。現場監督というのはそれほど責任重大な仕事なのです。

今回は、ユーザー目線の内容でお話ししたいと思います。

【品質管理】設計図通りの家を造る!

とはいえ、実際に作業をして家を造るのは大工さんをはじめとした職人さん。

現場監督は、基礎屋さん・大工さん・設備屋さんなど、各専門業種が設計図通りに造られているのかを確認するのが主な仕事!

また、必要に応じて細かな部分の詳細図を描いて職人さんに指示をします。

設計図といっても、種類はたくさんあります。それでは設計図にはどのような種類があるのか確認してみましょう!

設計図の種類

家を建てる時に必要な設計図。

設計図は大きく分けて3種類の図面から成り立ちます。

  1. 意匠図
  2. 構造図
  3. 電気設備図

それぞれ具体的に解説します。

意匠図

  • 間取りが描かれている平面図
  • 屋根材・外装材・床壁天井の仕上材が記載されている仕上表
  • 外からの見た目。外観が描かれている立面図
  • 天井の高さ・断熱材の厚み等が記載されている矩形図(かなばかりず)

構造図

  • 基礎の形状・基礎の厚み・鉄筋の太さとピッチが記載されている基礎伏図
  • 土台が記載されている土台伏図
  • 柱・梁・屋根の構成が描かれている伏図
  • 地震や台風に耐えられるような構造とするための金物が記載されている構造図

電気設備図

  • 部屋のスイッチ、コンセントはどこに何箇所ついているのか計画された電灯配線図(プロット図)
  • 暖房配管や換気ダクトのルートが計画された暖房換気図
  • どこで水やお湯が使えて排水管はどういう経路を通るか計画された給排水衛生設備図

 

設計図はこんなに多くの図面で成り立っています。

一昔前の家は全て大工さんにお任せ!

1981年に今の構造計算の基となる法改正がありました。(新耐震基準)

それまでの家は

家を建てる=大工さんにお任せ

今のように構造計算をして家を建てるのではなく、大工さん(棟梁)の感覚で家を建てていました。

昔の家でも強い建物が多くて当時の大工さんの『感覚』はすごいなぁと思う反面、今の建物のように構造計算を行って性能を証明しているわけではありません。偶然地震などの災害に耐えられている、と言う表現の方が正しいかもしれません。

  • 大工さん感覚で建てた家
  • 構造計算された家

あなたはどちらの家に住みたいですか?

おそらく全員が『構造計算された家』と答えるでしょう。

じゃあ、今の家は構造計算された家だから安心だね!っと言えるわけではありません。

家づくりは現場監督が全て管理している

今の家は、柱や梁のなどの木材をプレカット工場で、前もって加工されてきたものを現場の大工さんが組み立てるという方法が主流です。

建築はミリ単位の精度が要求されます。

現場で大工さんが加工するよりもプレカット工場で加工した方が遥かに高精度で、何より機械で加工するので早いです。プレカットの打ち合わせをするのは現場監督の仕事です。

現場監督がプレカット屋さんと打ち合わせして出来上がった材料を大工さんが組み立てていくということです。やはり現場監督の責任は重大なのです。

また、基礎の上に敷く土台。足元周りをしっかり造らないと強固な家になりません。なので土台はとても重要な部分です。

建物の間口が長くて土台を継ぎ足さないといけない場合もあります。(複数の木材を一本につなげる事)

土台の継ぎ手部分には、アンカーボルトという金物で固定しないといけません。

そして、このアンカーボルトは基礎工事の時にコンクリートを流し込む前に金物をセットしておかないといけません。

なので現場監督は、基礎工事が始まる前にプレカット屋さんと土台の継ぎ手の位置を確認し、コンクリートを流し込む前にアンカーボルトを設置しておくよう指示しないといけません。

アンカー伏図といって、アンカーボルトを埋め込む位置を図面で指示します。とはいえ職人さんたちも同じ人間です。ついうっかり忘れてしまうこともあります。

家一軒で100本くらいのアンカーボルトを入れないといけないので、ついつい見落としてしまうこともあります。

なので、僕たち現場監督は設計図などと現場の整合性を確認し、図面と違うところは無いか常に確認します。

上司から代々伝わる言葉があります。

現場に行ったら全部を疑って見るんだぞ!

こう教えられるのは、現場監督あるあるではないでしょうか(笑)

そんな感じで、杭工事から始まり、大工工事、電気設備工事、塗装、クロス、タイル、キッチン、お風呂、トイレ、カーテン・・・

設計図はもちろん家全部のことを把握し、各職種へ指示・確認するのが現場監督の仕事です。

現場監督は、現場で直接作業をして造るわけではありません。設計図通り・打合わせ通りに造るよう各専門業者へ指示し、それらが現場にしっかりと反映されているのか常に確認します。

お客さんと職人さんを繋ぐ『掛け橋』

家づくりを始めると

検討に検討を重ねてた結果、やっぱりこうしたい!

という変更が伴います。

着工前は営業マンに変更を伝えていても、いざ工事がスタートすると変更内容を伝える相手は現場監督に替わります。(会社によっては着工後も営業マンのままのところもあるでしょうが・・・)

一昔前は大工さんに直接変更をお願いしていた時代もありました。

なんで直接大工さんに伝えちゃダメなの?

例えば「ここに家電をおきたいから棚をつけて下さい!」

と大工さんに変更を伝えます。当然大工さんは言われた通りに棚をつけます。

棚はあるけど、コンセントがない!

これはよくあるトラブルのほんの一例です。

大工さんは、家という器を作ることが仕事です。コンセントの取付けは資格のある電気屋さんにしか工事ができません。大工さんは加工したり組み立てたりすることについては超一流です。

僕たち現場監督は家づくりのプロです。これまで多くの家づくりの要望に応えてきました。

あなたがこれをしたいと言えば、

それならこうしましょうか?
それでしたらこっちの方が良いんじゃないでしょうか?

先ほどの例では、

家電を置くなら電源が必要ですね!
もし電気の容量が大きいものでしたら200Vの電源が必要になりますが、どんな家電を置く予定ですか?

あなたが求めていることの一歩先まで考えることができるのが現場監督。

それが家づくりのプロである所以でしょうか。

現場監督によって家づくりの満足度が変わる

住宅会社は、現場監督の違いによって家の品質が変わることが無いよう社内ルールや標準仕様を定めています。

なので家の品質や完成度が大きく変わることはありません。ですが、担当の現場監督によってあなたの『家づくりの満足度』が変わってしまうと言うことはあります。

先程の例を振り返ってみましょう。「ここに家電をおきたいから棚をつけて下さい!」

知識のある現場監督であれば、コンセントの容量・使い勝手を踏まえた棚の高さ、置く予定の家電から、適切な提案をします。

でも、経験が浅かったり勉強不足の現場監督であれば、とりあえず言われた通りの棚を付けるだけです。実際に生活してから「なんかちょっと使いにくいな」っとなってしまうこともよくあります。

この細かな配慮で使い心地や住み心地が変わってきます。そしてこれらの積み重ねが、あなたの満足度を左右します。実際に生活してから使い勝手の良し悪しに気がつくこともあるでしょう。


まとめ

これが現場監督の主な仕事内容です。

  • これから家づくりをする人
  • 現場監督になりたい人

の参考になれば幸いです。

現場監督によって家作りの満足度は変わってきます。

最後まで読んでいただいてありがとうございます!

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