ランニングコスト

家中どこでも暖かい!セントラルヒーティングのメリット・デメリット!気になるランニングコストは?

北海道の新築住宅で採用される暖房システムの
およそ7割を占めると言われているのが、

セントラルヒーティング

その中でも温水セントラルヒーティングが一般的ですね!

 

いやいや、そもそもセントラルヒーティングって何なの?

 

っと思う人もいますよね。

そこで今回は、

快適な室内環境を作り出すのに欠かせない
セントラルヒーティングについて詳しくお話ししたいと思います。

ぜひ、最後までお付き合い下さい。

この記事は、こんな人に向けて書いています。

  • セントラルヒーティングってな〜に?
  • ランニングコストってどれくらいなの〜?

 

※セントラルヒーティングには、
『温水セントラルヒーティング』と『温風セントラルヒーティング』の2種類があります。

温風セントラルヒーティング(エアコン)のような気流(風)を発生させるのは
ハウスダストや埃を巻き上げるので、快適な室内環境と呼ぶには、、、。

なので、この記事で言う『セントラルヒーティング』とは
『温水』セントラルヒーティングのことを指しています。

セントラルヒーティングって一体何なの???

暖房システムには大きく2種類に分けられます。

  1. 個別暖房(または局所暖房)
  2. 中央暖房(または全館暖房)⇦セントラルヒーティング

 

個別暖房の一番メジャーなものといえば、
灯油を熱源とした・・・

そうです。馴染みの石油ストーブ!

昔の家はリビングに一台必ず設置されていましたよね。

寒ければ設定温度を上げると、たちまち部屋中ポッカポカ!
でも、ストーブのあるリビングはポッカポカなのに個室は寒い
、、、みたいな。

これが個別暖房の特徴です。

個別暖房の特徴・・・

すぐ温まるけど、ストーブから離れるほど寒くなる!

個別暖房の対になるのが、中央暖房(全館暖房)
いわゆるセントラルヒーティングと言われるものです!

ボイラーでお湯を作り、そのお湯を
ボイラーから各部屋に縦横無尽に張り巡らせた配管を通じて、
各部屋のパネルヒーターを温める方法。

絵に描くとこんな感じです。

どうですか。分かりやすいでしょう。
20分かかりましたよ。

ボイラーから各部屋のパネルヒーターに配管がつながっているのが一目でわかりますね。

では次に、個別暖房からセントラルヒーティングに移り変わっている
その理由についてお話ししましょう。

セントラルヒーティングで室内が快適になる!

新築住宅の採用率70%を占めるセントラルヒーティング。

採用される1番の理由は

室内環境がすんごく快適になるからです。

セントラルヒーティングが快適な理由

快適と言える理由は2つあります。

セントラルヒーティングが快適な2つの理由
  1. 輻射熱によりじんわり空気を温める
  2. 各部屋にヒータがあるので家全体が暖かい

それぞれ詳しくお話ししましょう!

輻射熱でじんわり空気を温める

セントラルヒーティングは

ボイラーでお湯を作って、そのお湯を各部屋に届けていきます。

 

お湯でパネルヒーターを温め

そして

温まったパネルヒーターが部屋の空気を温めることによって

部屋全体がゆ〜っくり暖まっていきます。

ストーブのように燃焼によって暖めるのではなく、
お湯→パネルヒーター→空気 の順で暖めるのがポイントです。

 

燃焼させる暖房器具(灯油ストーブなど)は、

その周りだけ暖かく、熱源から離れるほど温度が下がっていくため
家の中で温度ムラが発生してしまいます。

この温度ムラが室内環境を不快にさせるのです!

 

暖かい空気と冷たい空気が入り混じると、
空気が動いてしまいます。これを『空気の対流』と言います。
(暖かい空気は上昇気流、冷たい空気は下降気流となります)

人間の身体は不思議なもので、風に当たると寒く(不快に)感じてしまいます。

 

セントラルヒーティングは、
各部屋のパネルヒーターで家中の空気をまんべんなく暖めてくれるので

対流が起きにくいのです!

各部屋にヒータがあるので家全体が暖かい

リビング・ダイニング・寝室・子ども室・トイレ・脱衣室

ほぼ家全部の部屋にパネルヒーターを設置するので
家中どこにいても暖かい室内空間を作り出します。

※実際は、家の容積とパネルヒーターの容量に基づいた
熱量計算(カロリー計算)によって、パネルヒーターの台数を計算します。

家全体を暖めることによって、前述した空気の対流が起こりにくくなります。

 

古い家ではよく

階段から冷気が降りてくる〜

寒いから吹抜なんて作らなきゃ良かった〜

これが空気の対流です。

 

でも、セントラルヒーティングは空気の対流が起きないので(温度差をつくらないので)

冷気が降りてくる、という心配がないのです!

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セントラルヒーティングのデメリット

良いことばかりのセントラルヒーティング

実はデメリットもあるんです、、、

セントラルヒーティングのデメリット
  1. 個別暖房と比べてコストが高い
  2. 暖房の立ち上がりに時間がかかる

個別暖房と比べてコストが高い

例えば、ストーブのような個別暖房に必要な器具は2つです。

ストーブと灯油タンク

 

セントラルヒーティングの場合必要な器具は

ボイラーとパネルヒーター(必要な台数分 ※10台前後)

それに加えて、膨張タンクやヘッダーや暖房配管・・・。

ボイラーで温めるお湯は、不凍液を用います。

この不凍液も交換しないといけないので、
イニシャルコストやメンテナンスにお金がかかります。

不凍液には錆止め(防錆効果)成分が含まれているのですが、
経年劣化で防錆効果が失われていきます。

するとパネルヒーターの中の管が錆びてしまい、
パネルヒーターが暖まらなくなり最悪の場合交換となります。

不凍液の交換は5年に1度くらいの頻度が目安!
※メーカー推奨は2〜3年ごとのようですが、そんな頻繁に変えなくても問題ないかと・・・。

 

そして、暖房シーズン中は

長期間外出(1週間以上)する時以外はず〜っと運転し続けます。

ランニングコストの目安は、ガス代で2万〜3万円くらいです。
(家族構成・建物坪数・在宅時間によって大きく変わりますが・・・)

 

イニシャルコスト・メンテナンス費用・ランニングコスト

個別暖房と比べるとお金はかかってしまうのがデメリットです、、、

暖房の立ち上がりに時間がかかる

セントラルヒーティングは輻射熱による暖房です。

全館暖房のシステムを、もう一度おさらいしておきましょう。

お湯(不凍液)を温めてパネルヒーターに送り届け、
暖まったパネルヒーターが部屋の空気を温めます。

ストーブのような燃焼器具と比べ、
セントラルヒーティングは温まるのにどうしても時間がかかってしまいます。

 

暖房費がもったいないからと、暖房を切った場合
どんどん室温は下がっていきます。

ちょっと寒くなってきた。暖房つけよ。

って言っても、部屋が暖まるまで時間がかかります。

部屋の中にでっかい湯たんぽを置いてるイメージなので、
立ち上がりに時間がかかるのがセントラルヒーティングの弱点です。

セントラルヒーティングは、
数日くらいの外出であれば暖房を切る必要はありません。

  • 室温を維持する小さなエネルギー
  • 室温を戻すまでに使う大きなエネルギー

比較すると大きな差は無いようです。
(家の断熱・気密性能によりますが・・・)

営業トークに注意!重要なのは暖房費!

セントラルヒーティングの暖かさを体感すると

あったか〜い!と感動するはずです。

基本的にセントラルヒーティングを採用している家はどんな家でも暖かいのです。
家中を暖房しているので当然です。

建物の性能が悪くても、それなりに暖かい家をつくることができます。
単純にボイラーをフル稼働させているからです。

例え断熱性能が悪くて、暖めた熱をじゃんじゃん外に捨ててしまっても
それ以上にボイラーがずっと稼働して家を暖めてくれます。

うちの家は24時間ず〜っと暖かいので快適ですよ。なんて言う営業マンがいます。

 

建物性能の悪い家(低断熱低気密住宅)は、自転車で急斜面を全力で漕いでいるようなものです。
息を切らしながら全力でペダルを漕いでいる状態です。

 

一方、建物性能の良い家(高断熱高気密住宅)は、少しのエネルギーで楽々坂道を登ることができる電動自転車のようなものです。

 

建物性能が良くても悪くても、セントラルヒーティングの家は暖かい!

高断熱高気密は少しの暖房で暖かさを維持できる!
低断熱低気密でも、ボイラーをフル稼働させることで暖かい!

 

建物の性能によって、暖房費に大きな差が生まれますので

暖かい家=性能の良い家ではない

と言うことに注意してください。

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まとめ

セントラルヒーティングについてお話しさせていただきました。

セントラルヒーティングは、個別暖房と比べるとコストは高くなります。
でも、それ以上に快適な室内空間となることによるメリットの方が大きい!

 

老若男女が利用する施設や病院の暖房に
セントラルヒーティングを採用しているのが何よりの証拠ですね!

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冬が短い地域なら、個別暖房でも・・・って感じはありますが。

僕の住む北海道は冬が長いですからね。
11月上旬くらいから暖房運転して、4月中旬〜下旬まで続きます。

 

特に寒冷地においては、

良好な室内環境をつくり出すセントラルヒーティングをオススメします!

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございます!


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