家づくりのポイント

【窓ガラスの結露はなぜ起こる?】根本的に結露を解消する2つの方法!

僕の簡単なプロフィールです。

  • 住宅業界歴15年です。
  • 注文住宅専門で設計・現場管理をしています。
  • 100棟以上の家づくりに携わってきました。

これからの季節、日に寒くなっていきますね。

寒くなるとストーブを焚く機会が増えますね。

外は寒くて家の中は暖かい状況になると窓ガラスに水滴が付く現象が起きます。皆さんご存知の、いわゆる『結露』です。

  • 毎朝窓ガラスについた水滴を拭くのが大変!
  • 結露を放置したら窓枠や木枠がカビちゃう!

結露によるストレスを抱えている人は多いのではないでしょうか。そのまま放置しておくと家中『カビだらけ』になって、家の中の空気汚染につながります。

結露は、アパート・マンション・マイホームのどこであろうと発生する可能性があります。

一日何回も窓の水滴を拭くのは大変ですよね!

ってことで今回は建築士の僕がオススメする結露対策をご紹介します。

『結露防止シートを貼ろう!』とか『こんなグッズがオススメ!』みたいなのは他の方に譲ることにして、実務に携わる【プロならでは】のアドバイスをお伝えしたいと思います!

この記事のお題目

  1. 結露のメカニズム
  2. 結露を防ぐ根本的な方法2選

結露のメカニズム

結露のメカニズムは、空気中の水蒸気の状態変化です。

空気が冷やされると空気中に含まれている水蒸気が水滴に変わります。

暖かい空気は、空気の中にたくさん水蒸気を含むことができ、反対に冷たい空気はちょっとの水蒸気しか含むことができません。

日本人は体験として、夏は蒸し暑く冬は乾燥してると知っています。

夏は空気中にたくさんの水分を含んでいて、冬は空気中にあまり水分を含むことができないために、結露が起こります。

秋や冬に火事が多いのは、暖房を使う機会が多いという理由だけではありません。

空気が乾燥しているので火が付きやすく燃え広がりやすい!という理由も。

結露のメカニズムが空気中の水分の状態変化、ということが分かってもなぜこれが結露につながるのか想像しにくいですね。

家の中で結露が発生するのは、どういったシチュエーションか考えてみましょう。

なんで結露するの?|ガラス表面温度と湿度

  • 暖かい空気は、たくさん水分を含むことができる
  • 冷たい空気は、たくさん水分を含むことができない

この2つを念頭に置いて話を進めていきます。

僕の住む北海道の冬は”氷点下”になる日もあります。家の中は暖房しているので20℃前後くらいでも一歩外に出ると極寒です。

家の壁には断熱材が入っているので、壁の表面温度は室温と同じくらいになりますが、窓ガラスは外の氷点下の空気に直接さらされているので、どうしてもガラスの表面温度は低くなりがちです。

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窓ガラスに触れることで空気が冷やされ、水蒸気が状態変化して水滴に。つまり結露が発生するのです。

いくら高性能のサッシといえど表面温度は8℃~13℃とか、それくらい冷たくなります。

20℃で結露しない空気でも、10℃まで冷やされると結露する場合があります。結露するかしないかは、20℃の空気に含まれている水分の量(湿度)に左右されます。

空気に水分を含んでいなければ、いくら冷やしたところで結露は発生しません!

僕たちは呼吸したり座っているだけでも水分を放出しています。それにご飯や煮炊きをしたり、洗濯したりすることでも家の中の湿度は上がっていきます。

つまり日常生活を送っていれば、自ずと湿度は上がっていくということです。

結露を防ぐ根本的な解消方法2選!

ではどうしたら結露を防げるのか。ここまで読んで気づいた方は勘が鋭いです。

結露を防ぐ根本的な解消方法2選
  1. 湿度を下げる
  2. 表面温度を上げる

根本的に解消するにはこの2つです。

結露を根本的に解消する方法①|湿度を下げる

家の湿度を下げる方法。除湿です。

最近の家は2時間に1回、家の中の空気が入替できる容量の換気システムが導入されています。

24時間換気のおかげで、ある程度の湿度を排出することができます。

【絶対ダメ!】高気密住宅で換気を止めるとヤバイ2つの理由!お宅の家は結露しないって言ってたじゃないか!結露してカビまで生えてきたけど、どうなってるんだ!一体どう落とし前を付けてくれるんだー! ...

とはいえ、それでも結露が止まらない場合も多いです。その時は除湿機を置いて強制的に湿度を下げる必要があります。

高断熱高気密をうたっているビルダーの家であれば、湿度35%くらいで生活していれば結露の可能性はかなり低いような気がします。

※当然、断熱性能・気密性能に影響します!

湿度40%を超えてくると、厳寒期には結露することがあります。(高性能住宅でも!)

結露を根本的に解消する方法②|表面温度を上げる

お風呂や洗面所の鏡が曇って自分が映らない。そんな経験ってありますよね。

曇った鏡にドライヤーを当てるとすぐに曇りが取れてくると思います。ガラス同様、鏡の表面も冷たくなりがちです。

つまり。表面が冷たくなりやすいものは結露しやすいという事です。

毎朝ガラスの結露取りから一日がスタートする。そんな方は多いのではないでしょうか。

朝晩は外気温が急激に下がってしまい、ガラスが冷えると同時に室内の空気がガラス表面で冷やされて結露を引き起こします。

結露を防止するために有効なのは「表面温度を上げること!」

そのためには、2つの方法があります。

表面温度を上げる2つの方法
  1. 暖房で室温を上げて窓ガラスの表面温度を上げてあげること
  2. 窓ガラスの内側にさらに窓を設ける『二重サッシ』を設けること

詳しく解説していきます。

表面温度を上げる方法①|暖房して窓ガラスの表面温度を上げる

窓ガラスの表面温度を上げるためには、直に窓ガラスを暖めることが効果的です。

結露を防ぐために、全部の窓ガラスにドライヤーの温風を当て続けるっていうのか!

おっしゃる通り、家中のガラスを暖めるなんて現実的ではありませんよね。もっと手っ取り早い方法があります。

北海道や東北のような積雪寒冷地では、24時間暖房(セントラルヒーティング)が一般的です。

基本的に窓下にはパネルヒーターが付いています。そのパネルヒーターの熱を利用します。

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皆さん、日が沈むとカーテンを閉めますよね。ですが、カーテンで締め切ってしまうと暖房の熱がガラスに届きにくくなります。カーテンは断熱材の役割を果たす、と聞いたことがある人もいるでしょう。

実際、暖房の熱が届きにくくなって結露につながります。

じゃあどうするか。

カーテンを下まで閉め切らないようにするだけ!

これで全然違います。

ロールカーテンやシェードカーテンであれば、窓下まで下ろし切らずに少しだけ隙間を開けることで、暖房の熱をガラスに行き渡らせるように工夫をしてみてください。

表面温度を上げる方法②|二重サッシで断熱性能を高める

ウチはセントラルヒーティングじゃないよ!ってお宅もあると思います。

そんな時は2重サッシという選択肢もあります。窓の室内側にもう一枚窓を付ける方法です。

こんな感じです。

出典元:YKKap「プラマードU」

 

窓の中に窓があるということで、室内側の窓の表面温度が下がりにくい状況になります。

内側に窓を取り付ける場合、室内側の湿気が外側の窓に入り込まないように、気密性の高い内窓をつけること!

湿気が外窓に入り込んだら、結局外側の窓で結露するので全く意味がありません。

■公式サイト

日本全国で実績多数|リフォーム比較プロ

Point

  • 複数の優良業者を比較
  • その中から安い業者を選定できる

根本的に結露を解消する2つの結露対策|まとめ

いかがでしたでしょうか。

一日のスタートが結露水をふき取ることから始まっている方は多いのではないでしょうか。

まずは、手軽に始められる湿度を下げるところからスタートしてみましょう!くれぐれも過乾燥で喉を傷めないように気をつけてください。

築年数が古いお宅では、内窓を取り付けするだけで快適に暮らせるようになると思います。

あなたの家づくりにお役立ていただけると幸いです。

今後も家づくりの情報を発信していきますので、ぜひまたお立ち寄りいただければと思います^^

間取り診断も承っていますので、ぜひお気軽にどうぞ!

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

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