家づくりのポイント

【LED照明の思い込み】10年後に思わぬ出費!LED電球は長寿命でも器具交換は10年毎!?

LED照明といえば、【電気代が安く・長寿命】というイメージがあると思います。

安くて長寿命、皆も使ってるという安心感。住宅屋さんから提案される器具も当然LED照明が多いと思います。

LED照明は何十年も使い続けられる!

と言う認識を持つ人が意外と多くいらっしゃいます。そう思っている人は10年後、予期せぬ出費が発生してしまう可能性があります。

抑えておきたいポイントは、LED電球は半永久的でも照明器具には耐用年数があるということ!

今回は「LED照明の特徴」と「器具の耐用年数」について詳しく解説したいと思います。

この記事はこんな人向け

  • これから新築住宅を建てる人
  • 今既に新築住宅に住んでいる人
  • インテリアに興味のある人

僕の簡単なプロフィールです。

  • 住宅業界歴15年の2級建築士です。
  • 注文住宅専門で設計・現場管理をしています。
  • 100棟以上の家づくりに携わってきました。
  • 照明計画も行っていますので参考になると思います。

LED照明の特徴|安くて長寿命!

僕がこの業界に入った15年前、照明器具といえば蛍光灯が主流でオシャレな雰囲気を出したいところには白熱灯の器具を用いていました。ダイニング・キッチンカウンターなどにはこだわりの器具を付けたいところですね!

徐々に時代は省エネ思考になると、LED照明が普及し始めました。出始め当初のLED照明は高くて気軽に採用できる価格ではありませんでした。蛍光灯器具の3倍〜5倍くらいの価格差でしたからね。高かったんですよ。

それが今となっては当時の蛍光灯器具に近いくらいの金額でLED器具を購入できるようになり、今ではLED照明が主流となっています。

LED電球の寿命|球切れしないってホントなの?

そもそもLED電球は「球切れ」が起こらない構造になっています。

とはいえ電気が付かなくなったりと、実際はちゃんと故障してしまいます(笑)

故障の原因は球切れではなく、電子回路や部品が劣化していき徐々に暗くなっていったり突然電球が切れてしまいます。つまり、点灯不良の原因はランプではなく部品の消耗です。

最初の明るさを100として70まで低下すると、照明器具の寿命と決められています。(日本照明器具工業界)

LED電球の寿命|点灯時間は40,000〜50,000時間

LED電球は点灯時間によって、おおよその寿命を推測することができます。

白熱灯や蛍光灯と比べるとLED電球の寿命の長さは一目瞭然です。

電球の寿命
白熱灯 1,000〜2,000時間
蛍光灯 6,000~12,000時間
LED 40,000〜50,000時間

LED電球の寿命は約40,000〜50,000時間と言われています。

LEDは白熱灯よりも20倍以上も寿命が長いということですね。例えるなら人間とハムスターくらい寿命の違いがありますね。(え?分かりにくいですって?!)

『世界で初めて』電球を発明したのはエジソンではありません。

イギリスのスワンって人が1879年2月に世界で初めて白熱電球を発明したのですが、スワンの白熱電球は寿命が短すぎてエジソンが改良を重ねて各家庭での実用化に至ったという経緯です。

エジソンが発明したことで有名な白熱電球、発明当時「世界から夜が消えた」と言われていたようです。

LED電球の寿命|球切れの理由は熱の影響!

電子回路や部品の劣化以外にも突電球が切れてしまうことがあります。その原因は熱です。

LED電球が熱によって球切れしてしまうのは、電球を発光させるための電源部分が高温になりやすく、その電源部分が熱に弱いためです。

器具によっては熱がこもりやすいものもあります。実際、ダウンライトの故障は多いです。(最近は技術の進歩なのか、不具合が少なくなりました。)

蛍光灯や白熱灯の電球に触れて「熱っ」となった経験はありませんか?

これらの電球は、電球自体から熱を発しています。一方のLED電球は「熱っ」となることがありません。電球自体が熱を発散することがないからです。

LED電球の寿命|日常生活に置き換えると18年以上!?

点灯時間、約40,000〜50,000時間を実生活に置き換えてみます。

リビングなどの主要な部屋では、17時から23時の6時間くらいは電気を付けていると思います。生活スタイルで前後はあるものの、こんな感じじゃないでしょうか。

6時間×365日=2190時間/年 18年以上は持つ計算になりますね。

寝室や子供室などのプライベート空間では点灯時間が短いので、一生交換することは無いのではと思いますよね。

メーカーでは、一日平均10時間使っておよそ10年で寿命を迎えると想定しています。

照明器具には耐用年数がある!

耐用年数を超えた器具には火災の恐れ

1日6時間点灯すると18年以上使用できる。とはいえ、18年以上照明器具を使い続けられるかというと、そんなことはありません。

照明器具にも耐用年数というのがあるからです。大光電気のHPではこう言っています。

照明器具の耐用年数は「持って10年」って感じです。

10年経ったら点検が必要!照明器具には寿命がある!

ちなみに照明器具が寿命を迎えた場合、点検せずに使い続けると火災のリスクがあるとのことです。(大光電気ホームページ)

点灯時間が40,000時間を経過していない場合でも、10年が経過したらLED器具の交換を検討しておきましょう!

って言っても、多分使える限り使う人が圧倒的に多いでしょうね。それに多分、メーカーが点検に行ったら交換した方が良いって言うに決まってるでしょうし。(笑)

LEDはランプ交換できる物とできない物がある!

耐用年数内でも何らかの理由で電球(ランプ)が切れる場合があります。

白熱電球や蛍光灯の器具でしたら電球を交換するだけで直っていましたが、LEDの器具は電球の交換ができないものがあります。と言うよりも電球交換できないタイプの方が圧倒的に多いです。

ランプ交換できないタイプは自分じゃ直せない!

LED器具の多くは電球交換が不可という器具が多いです。電球と器具が一体になっている器具なので、電球だけ交換するということができません。電球が切れた場合は器具ごと交換しないといけません。

こんなタイプの器具です。

照明器具の交換する際に発生する、電灯配線(いわゆる電線)を繋いだり外したりする作業は電気工事士の資格が必要なのです。つまり僕たち電気の素人には照明器具の交換はできないってことです。

照明器具の費用は安くても、労務費が発生するので一個交換するだけで数万円ものお金がかかってしまいます。

最近の照明器具は保証期間が5年とか、長期になっているものの保証期間が過ぎて故障した場合は、ランプ交換できない器具だと電気屋さんを呼んで器具を交換しないといけません。

ちなみにこのタイプは引掛シーリングと言って、電灯配線を繋ぎ変えることなく照明器具の交換ができるタイプです。

この場合は僕たち素人でも簡単に器具交換ができますのでご安心を。

ランプ交換型の器具はちょっと高い!

ランプ交換できる器具はちょっと高いです。一台あたり2千円〜3千円ほどです。

とはいえ、家全部で考えるとおおよそ6万円〜8万円くらい高くなります。万が一に備え、ランプ交換形の器具にするにはちょっと抵抗のある金額ですね。

滞在時間の長い部屋はLED交換可能型がオススメ!

そこで僕がオススメするのは、家全部ではなくて1日の中で滞在時間の長い部屋だけ交換すること!

リビング中心の生活ならリビングだけとか、家で仕事をしているなら仕事部屋も。

点灯時間が長い部屋は念の為ランプ交換可能な器具にしておいた方が、かえってお得な場合もあります。

カタログから選ぶ場合|LED交換可能と記載あり

ランプ交換可能な器具はカタログに「LED交換可能」と書いています。写真の右下のように記載があるので分かりやすいです。

ネットで購入する場合|ランプ選択可能な器具

注意事項をよく読んでみてください。基本的にランプの選択ができる器具はランプ交換可能となります。

電球によって「ランプ色」や「ワット数(明るさ)」を変えることができるので、それらの選択ができる器具は基本的にLEDランプの交換が可能と思って大丈夫です。

ランプ別売りってなっていれば、ランプ後付けタイプなので交換可能です。

他にも、

  • 外径〇〇mm以下の電球をご使用ください
  • 口金は〇〇mmの口径をご使用ください

となっていればランプが別売りなので、ランプ交換可能なタイプです。

ランプはご自身で用意しないといけませんので、照明器具が届いてから、「電球が入って無い!」とならないようご注意ください

LED電球は長寿命でも器具交換は10年毎|まとめ

今回のまとめにいきます。

LED電球は「球切れ」のない構造になっているものの、部品などの消耗部材を考慮すると電球の寿命は40,000時間〜50,000時間となります。大光電気(DAIKO)は1日10時間で約10年間使用できる想定で計画しています。

保証期間が終了した後に球切れを起こした場合、電球交換すれば直る症状であっても、ランプと器具が一体になっている器具であれば、有資格者である電気屋さんの工事が必要になります。(その額なんと数万円!)

なので、点灯時間の長い部屋は自ずと故障する可能性が高まりますので「LED交換可能」器具を選ぶことをオススメします!

また、ランプとは別に照明器具にも耐用年数が定められており、その期間は10年。ランプが切れるのが先か、照明器具自体の寿命を迎えるのが先か。

メーカーが火災の恐れがあると謳っている手前大きな声ではいえませんが、実際には電球切れして初めて全灯交換することを視野に入れても良い気がしています。

一応メーカーでの器具の耐用年数は10年と言うことだけ覚えておいてください。

以上、最後まで呼んでいただきありがとうございます^^

 

オススメの照明器具をご紹介しています。こちらの記事もチェックしてみてください。

https://muscle-architect.com/light-osusume5/

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