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日本の水道水は安心安全!塩素・トリハロメタン・発ガン性について解説

人間は食料なしで2ヶ月も生きられるのに対して、

水がないと2日、長くても一週間程度しか生きられないと言われています。

私たちの身体から

  • 1%水分を失われると喉が渇き
  • 2%失われれば吐き気や目眩
  • 10%失われれば筋肉の痙攣や失神
  • 20%失われると死に至ります

それくらい私たちにとって『水』は欠かせないものです。

昔は川や井戸の水を使って洗濯したり食器を洗ったり。当然川や井戸水を飲用としても使っていました。

それが原因で、コレラや赤痢(せきり)などの伝染病で大勢の人が亡くなってしまったという悲しい過去もあります。今ではどの家庭でも、蛇口をひねれば簡単に水道水を飲むことができるようになりました。

僕が生まれてから今日まで『水道水を飲んで伝染病にかかった』なんて聞いたことがありません。多分、あなたも聞いたこと無いと思います。それくらい日本の水道水は安全ってことです。

ちなみに、水道水を飲用できるのは世界でも日本を含め、たった15カ国程度と言われています。

・・・にも関わらず、

水道水は絶対に飲んではいけない!

水道水はキケンだ!

なんて言う人がたくさんいます。発ガン性があるとか、塩素が体に悪いとか。

ってことで今回は、僕たちの身近にある水道水の安全性についてお話ししたいと思います。

今回のお題目

  1. 水道水の安全性
  2. 水道水を飲むなと言う主張
  3. 塩素とトリハロメタン|毒と発ガン性
  4. 日本の水道水の水質基準は世界で最高峰
  5. それでも水道水に抵抗があるなら

ってことで解説していきましょう。

水道水の安全性

日本の水道水には厳しい水質基準が設けられています。しかも法律で定められています。

水道法第4条に基づく水質基準は「水質基準に関する省令」によって、人体への影響だけでなく、匂いや味、見た目にまで厳しい基準が設けられています。

その水質基準の項目は、なんと驚きの51項目

これによって、安心して水道水を使うことができています。日本の浄水技術は世界でもトップレベルです。

大腸菌・水銀・セレン・ヒ素・総トリハロメタン・ホルムアルデヒド・・・
これら51項目にそれぞれ基準値が定められています。

しかも、その基準も2020年4月1日にさらに見直されたことでより水質基準は高いものとなりました。(詳しくは厚生労働省のHPを参照ください。)

だから日本の水は安全なんです。

水道水を飲むなと言う主張

とはいえ・・・

「水道水を飲まない方がいい理由」YouTubeで検索してみると出てくる出てくる。

  • 認知症の原因になっているかもしれない
  • 発がん性物質が含まれている

共通して言っているのは『塩素』『トリハロメタン』が悪影響を及ぼしていると言う主張。

ごく一部の中の一部では「水道水は酸性だから」と言う理由まで。

水道水は体に毒?発ガン性がある?

塩素とトリハロメタンについてピックアップしてみます。

(水道水は酸性だから飲まない方が良いってのは一部の意見なのでスルーすることにします。信憑性は謎ですし。)

『塩素』について

水道水に塩素が含まれているのは消毒のため、というのは多くの人が知っていることでしょう。

水道水に塩素が入っているからこそ安全に飲めるのであって、塩素の入っていない水道水は川や井戸水と同じで、コレラや赤痢で辛い思いをすることになる可能性があります。

塩素のおかげで安心して私たちの家まで安全な水を運んでくれます。塩素様様なんです。

ところが、ここで『水道水飲むな派』の人たちはこう言います。

塩素は体に毒、キケンだ!絶対に摂取してはいけない!

彼らが言う塩素が体に毒だと言う理由はこれです。

塩素が毒だという理由
  1. 動脈硬化や脳梗塞の原因になる!
  2. 目や呼吸器の粘膜を刺激して命に関わることも!
  3. 皮膚や喉の粘膜に大ダメージ!

確かに塩素は消毒にも使われているくらいだから、人間の体内に取り込んで良いことはなさそう。

だからこそ、51項目もある水質基準が定められているのです。当然、水道水に含まれる残留塩素の量にも基準が設けられています。

殺菌作用のある塩素濃度は、ヒトに影響を与える塩素濃度の1/1000以下と言われています。塩素濃度を薄めすぎると殺菌作用がなくなってしまうので、塩素濃度の下限値も決められています。

水道水の塩素濃度は、濃すぎず薄すぎずという絶妙なバランスで成り立っています。

ミネラルウォーターは塩素が含まれていないので安全と思ってペットボトルの水を購入している人もいると思いますが、ペットボトルに口をつけてしばらく放置すると細菌まみれです。

塩素がないから、細菌が繁殖し放題です。

ミネラルウォーターで氷を作らないでください。

ミネラルウォーターのラベルに書いています。製氷皿等の菌によって菌まみれの氷が出来上がってしまうからです。

だから殺菌作用のある塩素も大事なんです。

『トリハロメタン』について

では次に『トリハロメタン』について。

トリハロメタンというのは、塩素と有機物が反応して生成される物質で、これら4つを総称して「総トリハロメタン」と呼びます。

  • クロロホルム
  • ブロモホルム
  • ブロモジクロロメタン
  • ジブロモクロロメタン

その中でもクロロホルムの存在比率が一番高く、そしてそのクロロホルムは発ガン性があると言われています。

国際がん研究機関(IARC)による人に対する発ガン性の有無を5つのグループに分類しています。

グループ1 :ヒトに対する発ガン性がある
グループ2A:ヒトに対しておそらく発ガン性がある
グループ2B:ヒトに対して発ガン性がある可能性がある
グループ3 :ヒトに対する発ガン性について分類できない
グループ4 :ヒトに対する発ガン性がない

クロロホルムは2Bに指定されています。ちなみに、トリハロメタンに含まれる『ブロモジクロロメタン』も2B指定です。

つまり水は、発ガン性がある可能性がある。と言うことです。

発ガン性があるって怖いですよね。そりゃ水道水はキケンだって言われても仕方ないですよね。

ガンに罹りたくないですもんね。僕だってそりゃいつまでも健康でいたいですよ。

だからと言って、やっぱり水道水はキケンなんだ。飲まない方が良いんだ。って言うのは早合点。

ウォーターサーバーの販売員ならそうやって不安を煽ってウォーターサーバーを売り付けることでしょう。(ってことで、ウォーターサーバーの広告を)




先ほどもお伝えしたように水道法第4条で定められている基準には、当然トリハロメタンについても含まれています。

日本の水道水の水質基準は世界で最高峰!

何についても発ガン性の可能性がある。って言われる時代です。

熱が出ればガンの可能性。節々が痛くなったらガンの可能性。

もはや体に不調が出ればガンを疑え!くらい、ガンに関する情報が出回っています。

塩素単体の性質であったりクロロホルム自体には発ガン性がある可能性があるとは言われていても、それ単体を見るとそうなんだろうけど、なんでも過剰に摂取しすぎるからであるわけですよね。

例えばガンにかかるのが大さじ一杯だとして、水道水に含まれている発ガン性物質は一生涯普通に飲み続けていれば小さじ一杯にも満たない。とか、そんなレベルのお話です。

現に、発がん性物質の可能性があると言われているトリハロメタンについては、WHOで定めている数値よりも日本の基準値は厳しい数値を採用しています。

日本の水質基準はWHOの水質基準よりも厳格!

総トリハロメタンについては米国環境保護庁・カナダ・EU諸国と同じ0.1mg/L以下の基準となっています。

トリハロメタンの中に一番多く存在し、発ガン性の恐れがあるクロロホルムに対して日本はさらに厳しい水質基準を設けています。

  • WHOの飲料水水質ガイドライン:0,3mg/L以下
  • 日本のクロロホルムの水質基準:0,06mg/L以下

WHOの水質ガイドラインで定めている基準値の1/5です。日本の水道水は厳格な水質基準を設けています。

水道水が安全だって思ってきましたでしょ?

さぁ、蛇口を捻って水道水を飲んでみましょう。

え?それでも水道水は飲みたくないですって?

塩素・トリハロメタンを除去する方法

それでも塩素やトリハロメタンが気になる!って人のために。

水道水から塩素・トリハロメタンを除去する方法
  1. 浄水器を使う
  2. 煮沸する
  3. 活性炭を通す
  4. 太陽の光に2〜3時間さらす

これらの方法によって、塩素やトリハロメタンなどを除去することができます。完全にゼロにはできずとも効果は抜群です。

浄水器のカートリッジメーカー推奨のタイミングで交換しないと浄水器の意味がありませんのでご注意を。

煮沸するなら10分以上?

トリハロメタンの中に一番多く含まれるクロロホルム。これが発ガン性の可能性があると言われていると言いました。

しかし短時間の煮沸では、クロロホルムは増加するという研究があります。
沸騰直前では3倍に増え、5分間沸騰させ続けても2倍の量だという結果。

自治体にもよりますが、煮沸させるなら10分以上を推奨されています。

毎回そんなに煮沸させられるか!って思いますよね。

発ガン性の可能性があると言われている『クロロホルム』の量が3倍ってなると、やっぱり水道水はキケンなんだ!と思うのも分かる気がします。

ちょっと待ってください。冷静に考えてみましょう。

先ほど僕は言いました。日本の水道水は世界最高峰だと。

  • WHOの飲料水水質ガイドライン:0,3mg/L以下
  • 日本のクロロホルムの水質基準:0,06mg/L以下

クロロホルムが3倍になったとしても、

0,06mg/L × 3倍=0,18mg/L

これでもWHOで定めているガイドラインのクロロホルムよりも低いってことを忘れていませんか?

仮にクロロホルムが5倍増えて、それでようやくWHOのガイドラインと同レベルです。

500万円の3倍って1500万円なのでかなりの大金ですが、

1円の3倍って3円なんですよね。

(1円を笑うヤツは1円に泣くぞって言わないでください。)

沸騰させるとクロロホルムが3倍!って言われると『やばい!』って思いますが、それでもWHOの水準以下、つまりそれでも世界各国よりも水質基準は高いままです。

まぁ、発ガン性の可能性が3倍あるって聞くとビビりますよね。

給水管の老朽化

ここまで長々と日本の水質基準の高さについてお話ししてきました。僕のブログは住宅がテーマなので、最後は住宅屋っぽい内容で締めたいと思います。

一昔前まで住宅の給水管に使用されていた部材は鉄管がメインでした。塩素に反応して鉄が錆びてしまうので、蛇口を捻ると赤水(サビ)が出るなんてこともありました。

ここ10年くらい前から、新築住宅の給水管に使用されている部材は『架橋ポリエチレン管(通称架ポリ)』って呼ばれるもので水道管を繋いでいます。

架橋ポリエチレン管はサビることがないので安心です。

とはいえ、敷地の内側から建物内は架橋ポリエチレン管で錆びないとは言え、
道路の地中に埋設されている給水管の親分(本管)は未だに鉄管(鋳鉄)だったりします。

給水本管の老朽化によって、サビだらけのドロドロな水になっている写真をネットとかで見たことがあるかもしれません。

水道水は安全って分かったけど、給水管のサビによって水質に影響出ていないのだろうか。
はたしてウチの水は安全なのだろうか。

と心配になった方は、戸別に水質検査を依頼することもできるので、
安心して水道水を使用したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

ちなみに僕は、築30年くらいのマンションですが、気にせず毎日水道水を飲んでいます。

見た目、匂い、味、特に気にならなければ大丈夫でしょう!(笑)

塩素やトリハロメタンが気になるなら浄水器の導入をご検討ください。

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