ランニングコスト

外壁に木を張っても腐らない!サイディングの維持費は生涯300万円以上!

  • 外壁に木を張ったら腐るから絶対にやめた方がいいですよ!
  • 外壁は絶対にサイディングがオススメです!

皆さん、そう聞いたことはありませんか?おそらく、営業マンから聞かされた、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ズバリ言ってしまえば、外壁に木を張っても腐りません!

とはいえ、おそらくこの記事に辿り着いたあなたも

  • いや実際に木は腐るでしょ?
  • それに木の外壁って高いでしょ?
  • 外壁はサイディングが一般的だから、わざわざ木を張らなくても良いです。

そう思っている人は多いです。

ですが、木は『適切な場所』に『適切な施工』を行えば腐ることはありません。

また、イニシャルコスト(初期費用)を安く抑えようと「サイディング」を選ぶ方が多いですが、最初の費用は少し高くはなるものの長い目で見ると圧倒的に木の外壁の方がコスパが良いのです!

なぜなら木の外壁はランニングコスト(維持費)がかからないからです!

一方、サイディングのランニングコストは35年ローンを返済するまでの期間だけでも300万円以上かかります!

個人的には、

サイディングを勧める営業マン(ビルダー)はユーザーファーストではない!

と思っています。

ということで今回は「サイディングの外装」と「木の外装」について詳しくお話ししたいと思います。

ぜひ最後までお付き合いください。

この記事に書いていること

  1. 木が腐る原因
  2. 木を塗装する理由
  3. 木が腐る場合
  4. サイディングよりも木が良い理由

この記事を書いている僕は、

  • 注文住宅の営業設計・現場管理15年!
  • 家づくりのプロとして現役バリバリ活躍中です!

外装に杉板を用いるなど自然素材を貴重とした家づくりの工務店に勤めています!

外壁に木を張っても腐らない理由

最近、僕の住む札幌の新築住宅では外壁に木を張る家が増えてきたように思います。

外壁に木を張るだけで特徴的(少数派)な外装になり、それだけで”オシャレな外観”って感じになりますよね!とは言え、

本当に外壁に木を張っても腐らないの?

多くの方は口を揃えてこのような質問をされます。

それについて深掘りしていきます。

木が腐る要因|腐朽菌が発生する4つの原因!

そもそも木が腐るのは腐朽菌という細菌が原因です。如何に腐朽菌の繁殖を抑えるかが木を腐らせないポイントになります。

この4条件が揃って始めて繁殖していきます。4つの条件の内、どれか一つでも不足すれば腐りません!

  • 水に漬けた木材が腐ることはありません。(酸素が不足)
  • 北海道のような寒い冬場でも木材が腐ることもありません。(腐朽菌が繁殖しやすいのは30℃前後)

これらの条件では腐朽菌が繁殖しないから腐ることがありません。

僕たちが生活していく上で、地球上の酸素・温度・栄養分を抑えるのは不可能なので
いかに水分を抑えられるかが木材を腐らせないポイントになります。

腐朽菌の繁殖を抑える=水分を抑える

ではどのようにして水分を抑えるのか。これについて解説していきます。

通気工法|木を乾燥状態に保つ方法!

木を常に乾燥状態にすることが、木を腐らせないポイントとお伝えしました。

それじゃあ木を濡らさないようにすれば良いんだ!と言っても、外装材が雨で濡れるのを防ぐことはできません。

では雨が降れば濡れてしまう木をどうやって乾燥状態にさせるかというと、通気工法によって外壁の板を乾燥状態にさせます。

通気工法はこんなイメージです。

通気胴縁と呼ばれる細長い木を45cm毎に壁に固定し、その上に外壁の木を張り付けます。

こうすることで外壁材が壁から浮いている状態になります。

壁から浮いているというのがポイントです!

壁から浮いて木を張ることで、木の裏側に風が流れる”スペース”ができます。

例え雨が降って外壁の木が濡れたとしても、風が流れることで『自然のドライヤー』が木を乾かしてくれる、というわけです!

腐朽菌が繁殖するより先に「自然のドライヤー」が木を乾かしてくれるので腐ることがありません!

もし外壁の木が腐っている家を見かけたら、通気工法が採用されていないことが原因と言えます!

外壁の木を腐らせない為には「通気工法」が必須!

結論|通気層を設ければ塗装しなくても木は腐らない!

通気工法のイメージが分かりましたでしょうか。

雨で木が濡れたとしても、腐朽菌が発生するより先に木を乾燥することができれば腐ることはありません。

つまり、通気工法を用いれば外装に木を張っても腐りません!

腐朽菌が繁殖した環境で、木材が腐らずに耐久できる期間は「半年から1年」と言われています!

外壁の木を塗装するのは”美観”のため!

基本的に木は腐らない外壁材です。とはいえ、外壁の木に塗装をしている家もあります。

木が腐らないなら塗装なんて必要ないんじゃないの?

っと思いますよね。木に塗装をするのはこんな理由です。

外壁の木を塗装する理由
  1. 外観を好きな色に変えたい
  2. 色褪せしたから綺麗にしたい

外観を好きな色に変えたい!

黒っぽい外観が良いとか、茶色っぽい外観が良い!

木を塗装する理由は、好みの外観にしたい!と言う理由からです。

自然な無垢の木の色が良い!ということでしたら塗る必要はありません。好みによって、塗る・塗らないを選択できるのも木のメリットですね。

色褪せしたから綺麗にしたい!

無塗装の木は、経年変化で色が変色していきます。

年数が経ってくるとネズミ色に変色していきます。(シルバーグレーと表現します)

軒の出、太陽の光のあたり具合によって、色味は変わります。

また、塗装した木の外壁も年々色褪せしていきます。

経年変化や色褪せが気になるタイミングで塗る人もいらっしゃいます。

自然素材ならではの”経年変化”を楽しみたい!そんな人は無塗装がオススメです!

木が腐る場合!

これまでお伝えしたようにたとえ木が濡れたとしても、しっかり乾燥させれば腐ることはありません!

そのためには、先ほどお伝えしたような通気工法といった施工方法を取る必要があります。

それでも木が腐る場面を見たことがある方はいらっしゃるかもしれません。

そのあたりについて詳しくお話しします。

木が腐る場合
  1. ウッドデッキなどの床面
  2. 地面と近い外壁

ウッドデッキなどの床面

何度もお伝えした通り、乾燥状態にすることができれば木は腐りません。

なので外壁が濡れても通気工法によって「自然のドライヤー」が木を乾かしてくれるので木が腐ることがありません。

一方、ウッドデッキなど床面に木を使った場合ほぼ確実に腐ります。

ウッドデッキなどのように床として使用する場合、雨が止んでもデッキの床には水が残ってしまいます。(外壁だと水が流れ落ちる)

水が残ると、木が乾燥しにくい状態になってしまうだけではなく、太陽光のレンズ現象で木の劣化も早まります。こうして木材が腐っていきます。

もしウッドデッキを作る場合は

最低でも1年に1回は塗装をして長持ちさせる必要があります。

地面と近い外壁

通気工法で外壁に木を張っても腐ってしまう場合があります。

それは外壁の木と地面が近すぎる場合です。

雨が降っても通気工法によって木は乾燥状態になりますが、しばらくのあいだ地面はジメジメしたままです。地面からの水蒸気が木の乾燥を妨げる場合もあります。

地面の湿気が木の乾燥の妨げになってしまう場合、木は腐りやすい!

少なくとも外装材を地面から30cm〜40cm以上離しておきたいところですね!

外装材はサイディングよりも木がイイ理由!

サイディングは8年〜10年ごとに塗り替え必須!

一般的な家の外壁はサイディングを使用しているお宅が多いです。

木よりもサイディングが多い理由
  1. 木の外壁が腐ると思い敬遠
  2. 木よりもサイディングのイニシャルコストが安い

多くのビルダーは、少しでも価格を抑えるのに必死です。そこで外壁に木を張って販売価格を上げるくらいなら、安いサイディングを採用するという考えに至ります。

ただし、ユーザーファーストに考えているビルダーは、絶対にサイディングはオススメしません!

サイディングを勧めない理由は3つあります。

サイディングを勧めない3つの理由
  1. サイディングの耐久性は塗膜によるもの
  2. 維持管理を怠ると張り替えする羽目に
  3. サイディングの維持費は8〜10年ごとに100万円

この3つの理由をしっかり頭に入れておかなければ、10年ごとに大きな出費が発生します。

イニシャルコストが安い理由でサイディングを選ぶのであれば、結果的に高くつくことを知っておかなければいけません!

サイディングの耐久性は塗膜によるもの!

どんなサイディングでも、サイディングの耐久性を左右するのは塗装の膜(塗膜)によるものです。

この塗膜によって、雨をはじき外壁が綺麗に保たれます。

しかし、太陽からの紫外線・風雨など過酷な屋外環境で塗膜が徐々に剥がれていきます。

そして、塗膜が剥がれたサイディングは水を弾くことができなくなります。(サイディングが水を吸収するようになります)

もし既にあなたの家がサイディングであるならば、定期的に塗装しなくてはいけません。



維持管理を怠ると張り替えする羽目に

塗膜の剥がれたサイディングは「テフロン加工が剥がれたフライパン」と一緒で、水を弾くことができなくなってしまいます。

その結果、サイディングが水を吸収し暑さによる膨張・凍結にる膨張の影響でサイディングが見る見る痛んでいきます。

特に北海道の冬場の影響は顕著に現れます。

日中気温が上がり屋根の雪が溶けて、雪解けの水をサイディングが吸水します。
夜になると気温が冷え込み、サイディングの中の水分が凍り始めます。

水が凍ると体積が膨張し、その結果サイディングをボロボロにしてしまいます。
建築業界ではこの現象を『爆裂(ばくれつ)』と呼びます。

ボロボロに剥がれたサイディングは張り替えることでしか直りません。

外壁がボロボロになったり、ツギハギだらけの家・アパートに見覚えはありませんか?

メンテナンスを怠った結果、あなたの家もそうなりかねません。

サイディングの維持費は10年毎に100万円!

ツギハギだらけになるのを防ぐためには、塗膜が剥がれる前に塗り替えしなくてはいけません。

塗り替えの目安としてはおよそ10年に1回と言われています。

足場をかけて、塗り直して・・・外壁面積によりますが1回70万円〜100万円くらいです。

10年おきに100万円。35年ローンが終わる時までに最低3回塗り替えないといけません。

その額ざっと300万円!

子供の養育費に教育費、老後に向けての蓄え。それに加えて外壁の維持管理だけで300万円の出費は大きいです。


木はメンテナンスしなくて良い!だからオススメ!

サイディングがユーザーファーストではない理由は、必ず塗り替えしなくてはいけないこと!

一方、木は腐らないのでメンテナンスの必要はありません。張替えや定期的な塗替えの心配は一切不要です。

手入れしなくて良いのですからこれ以上楽なことはありません!

木の色褪せはが、美感上どうしても気になるようなら塗装をすれば良いですが、あくまで任意で決められます。

サイディングのように、必ず継続して塗装をしなければいけない、というわけでは無いので気持ち的には安心できますよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ユーザーファーストに考えるビルダーは、絶対にサイディングを勧めません!

  1. 必ず塗り替えしないといけないサイディング(義務)
  2. 塗り替えしなくても良い木の外装(しなくても良いという安心感)

35年ローンを払い切る時には300万円以上の維持費がかかるサイディングを、絶対に勧めません!

もしあなたがマイホームを建てるときの参考にしてみてください。

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とは言え、

木の外観はどうも苦手だからサイディングが良い。

そんな人もいると思いますが、重要なのは住宅ローンを払い終えるまでにかかるサイディング維持費が何百万円もかかるということです。

ランニングコストという長期的なスパンを考えた上で、サイディング・木、どちらの外装材を選定するかご判断いただければと思います。

以上、参考になれば幸いです^^

これからも家づくりの情報をどんどん発信していきます!最後まで読んでいただきありがとうございました!

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