試験直前やるべきことはただ1つ|一級建築士学科試験に2回合格した僕の勉強法


試験直前って何の科目に手をつけて良いのか分からない。
そんな受験生がたくさんいると思います。
先日、学科試験初チャレンジの職場の後輩から「試験直前ってどんな勉強してるんですか?」と聞かれました。
そこで今回は、
- 過去2回学科試験に合格している僕が実際にどんな勉強をしていたのか
- 2023年3回目の学科合格を目指している僕が今何をしているの
についてお話ししたいと思います。
ちなみに、2023年の学科試験は7月23日。
今僕がこのブログを書いてるのが7月13日なので試験日のちょうど10日前ですが、のんきにブログを書いています。
日建の模擬試験で全国平均オーバー+例年の本試験のボーダー超えなので、一応結果は伴っていると思います。

こんな僕がお話しすることになりますので、参考にしてみてください。
試験直前|初受験の人は焦りまくるハズ
試験直前になると、
- コーポラティブハウス・コレクティブハウス、どっちがどっちだっけ?
- 環境の重力換気の公式をド忘れしちゃった!
- 法令集の書き込みもう少しやっておいた方が良いかな?
- 一点荷重と等分布荷重のたわみ・たわみ角の分母がゴチャゴチャになっちゃった。
- 申請の届出先が労働基準監督署と都道府県知事、どっちがどっち?
科目ごとにあれもこれもと確認作業がどんどん出てきて、ついつい焦りがち。
大事な試験直前の追い込み時期を非効率に過ごしてしまい、そのまま不安な気持ちで試験日を迎えることになりかねませんので、試験直前に焦って勉強ルーティンが乱されるのは絶対に避けたいところです。
そうは言っても焦る気持ちはよくわかります。
なので僕は試験直前の勉強では、やること・やらないことを決めています。
試験直前にやるべきことは「過去問10年分を解く」
試験半年前でも、試験3ヶ月前でも、試験10日前でも、やるべきことはただ一つ。
過去問を解くこと
僕は日建学院の10年分の過去問をひたすら解きまくっています。今年の3月から勉強スタートして、勉強方法は変わらずひたすら過去問を解いています。
試験前だからこれをやるとか関係なく、過去問10年分こそが一級建築士の学科試験対策の唯一無二の手段です。
計画の試験対策に全国各地の建築物を見に行く人はいないし、環境の試験対策に設備機器を見に行く人もいません。
できれば15年分とか解けると良いんでしょうけどね。
問題構成は過去問が8割 ※新設問題は全体のたった2割
新傾向問題は全体の2割と言われています。つまり過去問で8割得点できる!
2割の新設問題を得点するためにどこから出題されるのか分からない分野を勉強するよりも、試験問題の8割を占める過去問を勉強する方が効率良く確実に得点できるというのは言わずもがな。
だから過去問だけで良いんです。
2018年|過去問10年分のみの勉強で本試験105点
新設問題2割といっても、1つの問いで4枝すべてが初見という問題はほとんどありません。
過去問と新設が混在しているので、基本過去問の正誤が分かれば自ずと新設問題の正誤も判断がつくようになっているのがほとんどです。
現に僕が2回目の学科試験合格したときは、ひたすら過去問10年分を解気続けた結果、本試験では105点でした。
※2回目の学科試験は独学でした。
まとめ|勉強方法は常に過去問
試験直前だからと、慌てることはありません。
試験前日までやることはただ一つ、過去問を解くことです。
これで僕は2回目の学科試験に合格できたし、2023年の日建学院の公開模擬試験の結果は全国平均を超え、本試験の合格ボーダーも超えています。
焦ることなく過去問だけを解き続けていきましょう。