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一級建築士|資格勉強のやる気スイッチを入れる具体的な方法【継続させるコツ】

Kentikun
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一級建築士の資格取得に必要な時間は1000時間以上と言われています。

学科試験日の半年前から始めても1日5時間以上の勉強時間が必要な計算です。

1000時間/180日=5.55時間/日

社会人になって1000時間もの勉強時間を捻出するのはそう簡単なことではありません。

皆さんそれぞれ事情がありますし、なんだかんだ疲れて勉強どころではありませんよね。

  • 仕事から帰ったら21時過ぎ
  • 子供がいるから勉強できるのは22時以降

1000時間も勉強するなんてゼッタイ無理!

 

夢や目標はあるけど

  • 実現するための行動を起こせない
  • 行動を起こしても長続きせず諦めてしまう

僕もそうですし、きっとあなたもそうかもしれません。

 

そしてその度にこう思ってしまうものです。

  • だから俺はダメなんだ。
  • もっと勉強しておけばよかった。
  • よし、来年こそは絶対頑張ろう。

結局のところ「絶対合格するぞ!」という気持ちだけで1000時間も勉強し続けるには限界があります。

\スタディングの公式サイト/

一級建築士は独学で受かる「スタディング」

/僕は独学で学科合格しました!\

「今日は早く寝て明日の朝早く起きて勉強しよう」と言っても、朝になるとギリギリまで寝ていたくなるものです。

こればっかりは仕方がありません。

なぜなら僕たち人間の脳は面倒くさがり屋で現状維持しようとするものなのですから。

逆に言えば

面倒くさがり屋の「脳のやる気スイッチ」をオンにすることができれば

誰でも1000時間の勉強を継続することができます。

 

僕は最初に学科試験を合格するまで3回落ちています。

最初の勢いはどこへやら、途中でやる気が無くなってゴールデンウィーク明けから日建学院をサボっていました。

50万円近い学費を3年間=150万円(もったいない!)

 

そんな僕でも資格勉強を継続できるようになり最終的には独学で学科試験を合格しました。

そこで今回は、資格勉強を継続させるためのやる気UP方法について、独学で学科試験に合格した著者の経験を踏まえてお話ししたいと思います。

著者のプロフィール

  1. 一級建築士学科試験に2度合格
  2. 1度目は日建学院・2度目は独学合格
  3. 一級建築士製図試験に6度不合格(2回角番落ち経験)
結局受かっとらんのかい!

学科試験だけは自信がある、そんな著者が書いています。

この記事の内容は、こちらの本を参考にさせていただきつつ、著者の体験談を交えています。

興味のある方は是非こちらの本を手に取って読んでみてください。


継続できないのは普通のこと

1000時間勉強頑張るぞ!っと意気込んでも目標が遠すぎて挫折するのがほとんどです。

教科も多いし範囲も広いし分からないことばっかり。

ほとんどの人は途中でやる気が削がれてしまいます。

  • 日常業務で設計している人は、法規関係が強くても施工分野が弱かったり。
  • 施工管理している人は、施工分野が強くても法規関係が弱かったり。

専門分野以外は素人並みです。

聞いたことあるかなぁ、やっぱ無いかなぁ。というレベルです。

専門分野以外の勉強ではなかなか勉強が捗りません。

そんな中で2時間も勉強するのは相当ハードですし、2時間勉強したところで

今日は2時間勉強したから・・・残り998時間

目標の1000時間まで果てしない道のり。

 

その結果、

心が折れる→やる気が無くなる→面倒くさくなる→勉強やめる(継続しない)

ゴールが遠すぎて誰だって心が折れるってもんです。

僕はこれまで何度心を折られてきたことか。。。

継続できないのは人間の「脳」のせい

そもそも資格勉強が継続できないのはあなたの意志が弱いからではありません。

人間の脳の問題です。

人間の脳は命の危機がない限り現状維持をしようとする防衛本能が働いているから継続しないようです。

別に資格勉強しなくても命が取られるわけじゃないし♪

脳のせいなら仕方がない・・・っと言っていたらいつまで経っても試験に受かりませんので何とかしたいところ。

脳の「側坐核」を刺激すると継続できる

人間の脳には「側坐核そくざかく」と呼ばれる場所が存在していて、そこが刺激されると「ドーパミン」というホルモンが分泌されます。

それこそが行動力の源です。

側坐核を刺激するのは決して難しくありません。

ちょっと行動するだけスイッチが入り、行動力の源であるドーパミンが分泌されます。

 

ドーパミンが分泌されれば自ずと試験勉強が継続するようになります。

ドーパーミン ブシャー

資格勉強が継続できる具体的な方法

それでは側坐核のスイッチを入れて「誰でも継続できるようになる具体的な方法」をご紹介します。

学科試験を独学で合格した著者の方法です。

当時は側坐核なんて言葉は知りませんでしたが、これで僕は一級建築士試験の学科に独学合格しました。

試験勉強中に実践したこと

  1. まずは質より量でやってみた
  2. 毎回得意な科目から勉強した
  3. 「とりあえず」毎日2問解いてみた
  4. 日常と勉強を結び付けた

肝心なのは少しでも「行動すればやる気スイッチが入る」ということです!

ぜひ参考にしてみてください。

実践①|まずは質より量でやってみた

冒頭でもお伝えしたように、一級建築士の資格取得に必要な時間は1000時間以上と言われています。

多くの人は試験日から逆算して目標を定めると思います。

  • 1000時間勉強するために今日から毎日3時間勉強するぞ
  • 教科書2時間・過去問1時間勉強するぞ
  • 試験日までに過去問題集を5周するぞ

大きな目標を定めたものの、そこから実際に行動へ移せる人って案外多くないものです。

合格までのプロセスを描いても実際に行動・継続しなければ意味がありません。

 

勉強の質ばかりを求め試験勉強の方法ばかり考えるよりも、まずは過去問を手に取ってみましょう。

試験日に向けての勉強スケジュールうんぬんは置いておいて、まずやってみる!

実践②|毎回得意な科目から勉強した

何から勉強して良いか分からない、そんな人も多いと思います。

 

とりあえず試験本番の順番に沿って計画から順に、環境→法規…と勉強している人は案外多いのではないでしょうか。

最後の科目である施工の勉強だけ極端に少なくなりがちなのは「試験勉強あるある」ではないかと思います。

最初に勉強する教科は何だって良いのです。

好きな教科、得意な教科、自分にとってスイッチの入りやすい教科があるものです。

 

計算が好きな人は構造力学の計算問題から行えば良いし、法令集を引くのが好きな人は法規から勉強すれば良いのです。

勉強のスタートを切るのは、自分が一番とっかかり易い教科から行ってみましょう。

実践③|「とりあえず」毎日2問解いてみた

ここまででも継続するのが難しいと感じる人もいると思います。

1000時間も勉強する間には、仕事が忙しくて残業続きな日もあれば、日中の激務で家に帰ってから勉強する気が起きない日は絶対あります。

 

そこで勉強するのを辞めてしまえば、再び勉強机に向かうのは大分先になってしまうことでしょう。

やば、もぉ1週間以上勉強してない。

この段階で勉強再開できる人は多分ここまで読んでいないと思います。

多くの人は次に勉強再開するときは机の上に綿埃が溜まっていることでしょう。

 

どんなに忙しい日でも、過去問集を手に取って2問くらいは解けるはずです。

2問、たった2問だけで良いのです。見開き1ページのその問題を解くだけです。

 

2問だけなら、ベッドに入りながらでも、ソファに座りながらでも、お風呂に入りながらでも解けるはずです。

とりあえず2問解いてみると、意外と次のページの問題へと進んでいます。

 

めんどくさくても一度問題集を手に取れば自然と勉強が捗るものです。

もし2問解いてそれ以上進めない日はそこで勉強終了しても良いでしょう。

モチベーションが上がらないまま勉強しても頭に入りませんからね。

 

2問だけでも問題に触れた日と、全く勉強しなかった日とでは、翌日の勉強のモチベーションに大きく影響します。

1日たりとも勉強しない日を作らないようにするのが試験勉強を継続するためには重要なのです。

実践④|日常と勉強を結び付けた

1日2問解くことすらできないんだよ。
舐めてもらっちゃ困るね。

そうなんです。

1日2問解いてみればエンジンがかかるはずなのに、肝心な2問を解くことができないんです。

だってめんどくさいから。

疲れてるし、テレビも見たいし、お風呂も入りたい。

そう!お風呂に入りたいなら湯船に浸かりながら過去問集を持っていけば良いんです!

 

つまり、日常生活で当たり前に行っている行動に連動させて勉強するのです。

ダイエット目的でスクワットを日課にしたいなら、歯磨きしながら行うと継続しやすいのと原理は同じです。

著者はお風呂に入りながら過去問を解いて、気がつけば1時間経過していたことも多々あります。

お風呂場なら家族に邪魔されることも無いですから、集中して勉強に専念できますね。

日常生活と連動して勉強すると継続しやすい

資格勉強のスイッチを入れる具体的な方法|まとめ

試験勉強中は何度も心が折れてしまいますし、それによって多くの人が途中で諦めてしまいます。

「どうせ俺は継続できない人間なんだ」

ついつい自分を卑下してしまいますが、これは脳の問題なのです。

 

側坐核を刺激して、ドーパミンを分泌させることができれば継続することは可能です。

試験勉強中に実践したこと

  1. まずは質より量でやってみた
  2. 毎回得意な科目から勉強した
  3. 「とりあえず」毎日2問解いてみた
  4. 日常と勉強を結び付けた

はじめの一歩さえ踏み出すことができれば、もぉこっちのもんです。

側坐核が刺激されることでドーパミンが分泌し、自動的にやる気スイッチがオンになります。

 

難しいことはありません。

まずは問題集を手に取って見開き分の問題を解いてみるところから初めてみましょう。

はじめの一歩が踏み出せれば独学でも十分合格が可能なんです。

 

やる気スイッチさえ自分で押すことができれば、わざわざ何十万円もの大手資格学校に通う必要はありません。

続かないから大手資格学校に通うの

そんな理由で何十万円ものお金を払うには、もったいなさすぎます。

大手資格学校じゃないと不安というのは錯覚です。

学科試験で資格学校に通うのはお金の無駄です。

 

とは言え独学だとちょっと不安という人は通信教育だけで十分。

\スタディングの公式サイト/

一級建築士は独学で受かる「スタディング」

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
でぶリーマン
でぶリーマン
一級建築士試験で2回角番落ち
■2015年 学科試験合格(N学院)
設計製図試験
ランクⅡ→ランクⅢ→ランクⅢ→カド番落ち

■2018年 学科試験2度目の合格(独学)
設計製図試験 
ランクⅢ→ランクⅢ→ランクⅢ→カド番落ち

■2023年 学科試験不合格→2点足らず
■2024年 学科試験合格(独学)
2024年現在ただいま製図の勉強中

2回の角番落ちを経験しているアラフォーおっさんです。
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