一級建築士学科試験に落ちたショック|次年度の受験までの過ごし方
この記事に書いていること
- 一級建築士の学科試験に落ちてからの過ごし方
- 次年度の学科試験対策を始める時期
こんにちは、でぶリーマンです。
学科試験お疲れ様でした。
合格点に達した方、おめでとうございます。
また残念ながら不合格だった方、相当なショックで傷心中と察します。ボクも何度も学科試験に落ちていますからそのショックはとてもよく分かります。
むしろボクは製図試験で2回も角番落ちを経験していますので、学科試験に落ちるよりも遥かに大きなショックを味わっています。
やっと受かった学科試験をもう一回受け直しですからね。そんな経験を2回もしています。
それでもボクは2015年・2018年そして2024年と、トータル3回学科試験に合格しています。

一級建築士の学科試験に3回合格する人なんて滅多にいません。
ほとんどの人はそこに至るまでに製図試験を合格しますからね!
製図試験はポンコツのボクですが、学科試験に関してはプロ中のプロ。
そんなボクが試験に落ちてから次年度の学科試験までにどのように過ごして、いつから勉強を再開していたのか、来年の学科試験を合格するために必要な準備をお伝えしたいと思います。
参考になれば幸いです。
一級建築士学科試験対策|半年前まで試験を忘れよう!
まず試験に落ちた年は試験を忘れます。
10月中旬に製図試験が行われていますが、学科に落ちた人には関係ありませんから完全スルーします。
試験勉強中の我慢をすべて放出させます。旅行にデートに家族サービス、飲み会にパチンコにゴルフに麻雀。
次年度の試験勉強が始まる頃にはまた我慢の連続になりますから、それまでは思う存分自由に過ごします。

でも来年の試験のことも気になっちゃう。
という方のお気持ちも分かります。次年度こそは絶対に受かりたいですもんね。
でもご安心ください。
学科試験対策は半年前からで十分間に合う
一級建築士の学科試験は半年前からの勉強再開で十分合格できるものと思っています。
ボクの学科試験の勉強開始時期は例年おおよそ2月中旬〜下旬頃。それで過去3回合格したときの5科目総得点は100点オーバーです。
なので半年前からの試験対策で十分間に合います。
3月前半までに法令集のセットアップを完了させる
そうは言っても半年以上も勉強から解放されると、なかなか勉強モードに戻れないものです。
まずは頭と身体が勉強モードに切り替わるよう、法令集のセットアップから始めることをオススメします。
法令集のセットアップをしていると何となく条文を思い出し始めます。
基準法や施行令などは構造や施工の科目にも通ずる部分があるので、勉強モードに切り替えつつ記憶を蘇らせる方法として一石二鳥です。
まずは法令集のセットアップから始めるのがオススメ!
- 気持ちを勉強モードに切り替えることができる
- 法令集のセットアップ中に他の科目の内容も思い出す
学科試験半年前から勉強再開|教材は10年分の過去問
勉強方法は過去問のみです。
教科書や参考書に目もくれずとにかく過去問のみ。
ボクはそれで過去2回、独学で学科試験に合格しました。
ボクの勉強方法を詳しく知りたい方はこちら。

N学院or S資格の模擬試験を受けて平均点を把握
5月、6月、7月と各種資格学校で模擬試験を開催していますので、ぜひそれは受けていただきたいところ。
模擬試験を通じて通学生と独学の自分の差がどれくらいなのかを把握します。
ボクは模擬試験のアベレージが全国平均点+20点ほどでしたので、過去問ベースの勉強方法は間違っていないと確信しながら本試験に挑むことができ、実際それで合格することもできています。
まとめ
試験勉強を再開するのは次年度の本試験の半年前、2月くらいから始めれば十分間に合います。
試験に落ちてしばらくは好きなことをしてお過ごしいただき、リフレッシュしたら翌年2月くらいから、ひたすら過去問10年分を解きまくる、という方法でボクは2回も学科試験に独学で合格しています。
今年学科試験に落ちて来年もまた挑戦される方は、是非ともボクと同じ方法で勉強してみてください。
もし独学は厳しい、ということでしたら通学の資格学校よりもコスパの良いオンライン講座がオススメです。
学科試験は独学でも合格しますから、資格学校に通うお金は製図の受講分に取っておきましょう。