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〜一級建築士の道〜
設計製図
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日建学院の特訓課題1Aを解いてみました。

Kentikun
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特訓課題1Aを解いてみた

敷地条件は、東西方向48m・南北方向34m のよくある敷地形状。

北側道路幅員10m東側道路は歩行者専用道路幅員4m

西側は5階建の集合住宅・南側は2階建の地域図書館

用途地域は第1種住居地域建蔽率70%地上4階建、と言う条件。

この時点で注意しないといけないのは3点

  1. 東側は歩行者専用道路の為、車と人のアプローチは北側の道路からであること
  2. 東側は歩行者専用道路だが道路車線制限に抵触する恐れがある
  3. 南側の採光面積の確保

アプローチ計画

車のアプローチが北側道路のみなので、基本的に車の台数が2台なら
駐車場3.5m+歩行者通路2mで最低5.5m以上のセットバック距離が必要となります。

実際はグリッドに合わせて作図することを考えると6mのセットバックで考えた方が良いでしょう。

4台以上になると2台連なって駐車することになる為、更に2.5m又は3.5mのセットバックが必要となります。
これはサービス用が多いのか、車椅子利用者用が多いのかで変わってくるので課題によりけりです。

道路斜線制限

道路斜線制限については、特に注意が必要!

下手したら失格となる恐れがありますよ

4階建ての要求ですが、課題分を読むと4階は一部だけとなる事が分かるので
4階部分は西側に計画した方が良さそうです。

ちなみに、1階・2階の共用部門・デイサービス部門の階高を4mとし
居住部門の階高を3.5mと想定し、東側道路からのセットバック距離Aの最低寸法は

(4+2A)×1.25=(0.1+4+4+3.5+0.6)m
4+2A=12.2/1.25
A=2.88m

となります。
柱寸法が800mmとすると建物の通り芯からの距離だと、
2.88m+0.4mで3.28mの離れが必要となります。

先ほど同様に作図用紙のグリッドに沿って南側は4mの離れで計画 するのが良さそうです。

採光が必要な諸室

採光面積を確保する為に、建物のセットバック距離を確認しておきます。

4階建て部分の採光面積を確保する為に、4階建ての1階部分では5.5m
4階建ての2階部分では4m4階建ての3階部分では3.0mの離れが必要となります。

ただし、1階部分で採光面積を確保する居室が無いので、2階の機能訓練室・静養室及び3階の住居の採光面積を考慮すればOKなので、
敷地の離れは4mで計画すればクリアできそうです。

ここまで検討したらエスキスに取り掛かります。
まずは階毎でのゾーニングが可能かどうかを部門毎に面積を合算して検討してみます。

建築面積を基に1フロアの床面積の目安を算出します。

吹き抜けや屋上テラス等の要求があった場合は、その分減算しないといけないので注意が必要です。
今回も、階毎のゾーニングが可能と判断したので、チビコマで計画します。
ざっくりこんな感じです。

ざっくりできたら、1スパン2コマ使ってもう少し細かく室をレイアウトしていきます。
ここまでできたら、あとは1/400に清書してエスキスは完成です。

まとめ

作図はこんな感じになりました。

作図時間は3時間くらいで、細かな見直しをしてトータル3時間10分くらいでした。
残り2週間、もう少し記述に力を入れていこうと思います。

ABOUT ME
でぶリーマン
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一級建築士試験で2回角番落ち
■2015年 学科試験合格(N学院)
設計製図試験
ランクⅡ→ランクⅢ→ランクⅢ→カド番落ち

■2018年 学科試験2度目の合格(独学)
設計製図試験 
ランクⅢ→ランクⅢ→ランクⅢ→カド番落ち

■2023年 学科試験不合格→2点足らず
■2024年 学科試験合格(独学)
2024年現在ただいま製図の勉強中

2回の角番落ちを経験しているアラフォーおっさんです。
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